Q&A

Q
具体的にどんな症状に鍼治療の効果が期待できるのですか?
A

●首が痛くて上を向けない●運転中、安全確認で左右に首を回すのが辛い●肩が痛くて腕が上がらない●肘が痛くて深く曲げられない●背中がバリバリに凝っている●顔を洗うのにかがむと腰が痛い●股関節に違和感があって足の感覚がなくなることがある●膝が痛くて階段の下りがこわい●寝ているとき、ふくらはぎやスネ、足の指が攣る、など。

これらは過去に私が経験してきた症状ですが、振り返ってみると、筋・筋膜に痛みの原因があるものがほとんどです。生活習慣や姿勢の見直し、ストレッチ等による予防が一番大切ですが、症状が出てしまったら、鍼で痛みの原因である筋・筋膜にアプローチするのが最も効率的な治療法だと考えています。

Q
何回くらいの治療で痛みが取れますか?
A

痛みの原因と程度によってまちまちなので、回数を事前に予測するのは難しいです。トリガーポイントや神経の圧迫箇所が一か所だけであれば、一度の治療でかなり楽になることもあります。なるべく少ない回数で日常生活やスポーツに支障のないレベルまで痛みを抑えることを目標に治療します。

Q
初めての予約のとき、予診票はどうしても必要ですか?
A

はい、是非、出来るだけ丁寧にお答えの上、事前の提出をお願いします。予診票を提出いただく目的は、痛みやしびれといったお悩みの原因を、痛みの程度や性状などからある程度絞り込むためです。病歴については、お悩みの原因が施術対象外の疾患である可能性を測るための重要な情報となります。お悩みの原因の正確かつ迅速な鑑別、そして的確な治療のために、予診票は欠くことのできない大切なツールですので、是非、ご協力をお願いします。

Q
トリガーポイントとは何ですか?
A

トリガーは引き金という意味です。そこを押すと独特の激しい痛みを引き起こす、筋肉の中や筋膜に出来たバンド状のひどいコリのことを、発痛点、トリガーポイントと呼んでいます。トリガーポイントは全身のどの筋・筋膜にもできる可能性があり、その場所から離れた別の場所にも痛みを引き起こす性質があります。また、同じ筋肉内や別の筋・筋膜に連鎖的に仲間を増やしていく性質もあります。トリガーポイントによって生じる痛みを筋・筋膜性疼痛といいます。背骨を支える脊柱起立筋という筋肉に生じたトリガーポイントによる痛みが、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と間違われることも多いと言われています。整形外科やペインクリニックでのトリガーポイント注射では局所麻酔薬が注射されますが、薬を使わず、鍼でトリガーポイントを刺激するだけで痛みが減ることがわかっています。なお、古来から伝わる経穴(ツボ)の約7割が、トリガーポイントの出来やすい位置にあることもわかっています。

Q
絞扼性神経障害とは何ですか?
A

神経は背骨から手足の末端にたどり着くまでに、多くの筋・筋膜を貫き、腱や靭帯に囲まれた狭いトンネルを何か所もくぐり抜けています。肘の肘部管や手首の手根管、殿部の梨状筋、大腿の内転筋管、足首の足根管など、神経の走行中には周囲の筋や腱から圧迫を受けやすい箇所があって、筋の緊張で神経への圧迫が強まることで、その箇所より先の部位に痛みやしびれが生じます。鍼治療では、緊張によって神経を圧迫している筋肉を刺激し、緩めることで神経への圧迫の低減を図ります。

Q
鍼治療はマッサージと比べてどのような利点があるのですか?
A

トリガーポイントが生じている筋・筋膜や、神経を圧迫している筋肉が、例えば殿部の梨状筋や小殿筋、背骨の際の多裂筋のように、体表から何層目かの深い筋肉である場合、マッサージでは上層の筋肉を介した鈍い刺激しか入れられませんが、鍼なら深くても、直接、刺激することが可能です。また鍼の場合、筋線維を傷めて揉み返しが来ることはありません。鍼通電が行えることも利点のひとつです。

Q
鍼通電にはどのような効果があるのですか?
A

筋肉への通電の場合、刺激される筋肉の血流改善による痛みの低下と、凝り固まった筋肉が緩む効果が見込めます。神経への通電の場合、神経が痛みを感じるレベル(閾値)の上昇とそれによる痛みの低下、神経が支配する筋肉の血流改善、神経そのものの循環改善の効果が見込めます。

Q
鍼通電は痛くないのですか?
A

通電の際は、刺激が強すぎると痛く感じることがありますので、流れる電気の量をゼロから少しずつ増やしていき、気持ちの良いレベルになるよう調整します。

Q
自宅で治療してもらうこと(往療)は出来ますか?
A

ご来院いただいての治療を原則と考えていますが、フォートンヒルズ内および近隣地区に限り、ご自宅に伺っての治療(往療)も可能です。施術料に加えて往療料(フォートンヒルズ内:300円、上品濃:500円、品濃町、川上町、前田町:750円)がかかりますが、ご自宅での治療を希望される場合、「はりのマイカルテ」のチャット機能を通じてご相談ください。

Q
美容鍼は出来ますか?
A

当院は痛みやしびれの緩和を目的とした治療を原則としているため、美容鍼の施術は行っていません。ただし、顎関節症(顎の痛み、コリ)の治療は可能であり、顎関節症の症状緩和によって顎のラインが改善される可能性はあります。治療ご希望の方は「はりのマイカルテ」のチャット機能を通じてご相談ください。

Q
同意書に有効期間はありますか?
A

有効期間は6ヶ月です。6ヶ月を超えて治療を続ける場合、医師の再同意が必要になります。

Q
健康保険を利用した治療と適用外の治療は同日に受けられますか?
A

受けられますが、健康保険を利用した治療と、適用外の疾患の自費治療は原則、別々に行う必要がありますので、保険と自費、連続した2枠のご予約をお願いします。

Q
治療を受けるのに、着替えを持っていく必要はありますか?
A

特に着替えの必要はありませんが、患部の肌が簡単に露出できる服装でご来所いただくようお願いします。

Q
料金が安すぎるような気がして不安なのですが?
A

一般に鍼治療の施術料金は高額で敷居が高いイメージがありますが、それは自費治療の場合で、健康保険の療養費支給基準は厚労省によってかなり低めに設定されています。当院では、地域の皆様にリーズナブルな料金で施術を受けていただきたい、鎮痛剤や湿布薬の代わりくらい気軽に鍼治療をご利用いただきたい、という思いから、療養費支給基準を参考に料金設定を行っています。一般の鍼灸院に比べて料金が安いのは確かですが、これは収益より地域貢献を施術の目的にしているため、ならびに自宅開業で固定費が低いためであり、施術の内容は決してチープではありません。安心して施術を受けにいらしてください。

Q
リウマチの痛みに鍼治療が有効と聞きましたが、治療してもらえませんか?
A

リウマチは自己免疫異常を原因とする疾患で、当院の治療対象疾患に該当しないため、治療は原則、行いません。しかし患者さんが、かかりつけのリウマチ専門医から鍼治療を勧められ、当院での治療を希望される場合には、当院が専門医と相談し、専門医の指示の範囲内で鍼治療を行うことは可能です。治療を希望される方は「はりのマイカルテ」のチャット機能を通じてご相談ください。

Q
医療費控除の対象になりますか?
A

なります。鍼の施術でも、美容や疲れの癒し、体調を整えることが目的の場合、医療費控除の対象になりませんが、当院では痛みやしびれの治療を目的に施術を行うため、自費治療、保険治療を問わず、施術料金は医療費控除の対象になります。確定申告に向けて領収書を保管いただくようお願いします。